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Virtual PC 2007でKubuntu環境を作る その1

2008
02/21(Thu)
Virtual PCにLinuxを入れるのは非常に面倒だ、というエントリを前に書きました。
私はFedoraをインストールしたときも相当苦労したので、基本的にそれを使って満足していました。
Linuxの知識が極めて乏しい私には、何かトラブルが起こっても対処する方法がわからないからです。

ところが、最近聞いたところによると、今一番ホットなディストリビューションはUbuntuらしいじゃないですか。
元々ディストリビューション自体に大した思い入れもなく、基本的に試してみたいだけの私にとっては「新しい+流行ってる」というコンボは捨てがたい。
使っている人が多ければ、それだけトラブルになっても解決方法は簡単に見つかるはずです。

ただFedoraで使っていたX Window System(以下X)上のデスクトップはKDEだったので、そのままUbuntuでGnomeを使うのも面白くない。
しかし、ちょっと調べるとUbuntuのKDE版の「Kubuntu」というのがあるとのこと。

せっかく思い立ったので、一念発起し新たにVirtual PC 2007でKubuntu環境を作ってみようと考えました。
すでに一度Fedoraでインストールと運用には成功していましたし、そんなに大変でもないだろうと踏んでいたのです。
しかし実際にやってみれば、それは茨の道を突き進むがごとくという感じでして……。

とにかくインストールしてみよう

インストール時の解像度設定が無視される

インストール時の最新版kubuntuは7.10で、Ubuntuのニュースページからダウンロードできます。
まったく新規にインストールするわけですから、なんの迷いもなく最新版のディスクイメージからインストールします。
前の教訓からインストール時に色数の問題で不具合が発生するのはわかっていますから、先人の知恵を借りて問題を回避する手順を踏みます。

CrazyCozy
News/2008-2-5

インストールメニューが表示されたら [F4] "800x600x16" を指定。
「セーフグラフィックスモードでkubuntuを起動」を選択した状態で [F6] 、起動オプションの編集。"quiet" と "splash" を削除。さらに、末尾に "i8042.noloop" を追加する。

これでインストール時に問題なくマウスも認識される。


上記の手順で画面は崩れることなく表示され、マウスも動作するため楽にインストールを進めることができます。
しかしよく見ると800×600の画面を指定したはずなのに、明らかに画面サイズが大きい。
なぜか1152×768で表示されています。
試しに1024×768と起動時に設定してもなぜか同じように1152×768になります。
理由はわかりませんが、とにかく最初の画面解像度が無視されているようです。
とはいえインストール後に設定を変えればいいと考え、気にせずその場は進めました。

マウスが動かないので直す

なぜか途中でインストーラーが2回ほどフリーズし、何度かインストールをやり直すことになりつつも、とりあえずはインストールが成功しました。
美しいKDEのGUIが表示されます。
しかし早速ここで問題が発生します。
上記のマウスを認識させるおまじないの効果はすでに消えているため、このままではマウスはピクリとも動きません。
再度「i8042.noloop」を設定してやる必要があります。
  1. Alt+F1でKDEのメニューを開く
  2. カーソルキーで「システム」→「Konsole」を選択
  3. 「sudo vi /boot/grub/menu.lst」と打ち込みエンター
  4. パスワードを聞かれるので、インストール時のものを入れる
  5. カーソルをひたすら下に移動させていく
  6. 最下部の「kernel /boot/vmlinuz-2.6.22……locale=ja_JP」と書かれている部分を見つける
  7. 「i8042.noloop」と打ち込み保存※
viの操作法がわからない場合は、何も考えず以下のように打ち込む。
カーソルを行の最後に持って行き、「shift+a」「スペース」「i8042.noloop」「Escキー」「shift+zz」。
失敗してわけがわからなくなったら「ctrl+z」で保存せず終了し、再度上記の手順をやり直せばよい。

これで再起動すればマウスは無事動くようになるはずです。

画面崩壊→X起動せず

画面の解像度を変えるつもりが……

マウスが無事認識されたので、今度は画面解像度を当初の予定だった1024×768に変更します。
「システム設定」→「モニタとディスプレイ」にWindowsと同じようなメニューがありますから、何も考えずにそのまま解像度を変更しました。
しばらくして解像度が変わる……と思ったら画面が崩壊。
そう、さっきまでの設定はインストール時の設定で、一時的に16bitカラーになっていたに過ぎなかったのです。
デフォルトカラーはあくまで24bitカラーであったので、そのまま解像度を変更すると24bitカラーに戻ってしまうのです。

とはいえ、この画面の崩壊にはすでに馴れていますし、解決法もわかっています。

trial and error
Vitual PC 2007 で Linux [Ubuntu 編]

念のため、完全に起動し終わるまで待ちます。(ディスクへのアクセスが収まるまで待つ。
そして、 Ctrl + Alt + F1 を押してテキストモードに移行します。
〜中略〜
sudo vi /etc/X11/xorg.conf
と入力して、Enter. (Xは面倒くさがらず大文字で入力しましょう。
〜中略〜
しばらくすると、Section "Screen"という文字ができます。
もうちょっとスクロールして、DefaultDepthと書かれた行が出てきます。
24 と右側に書かれていますが、ここを 16 に書き換えます。

(さらに細かいやり方はリンク先を参照してください。)

上記の手順で色数を16に変更し、念のためそのままrebootしました。
これで問題なくGUIが起動する、はずだったのですが……。

Xがなぜか起動しなくなる

再起動するまで待っていると、なぜか変に手間取ります。
通常は早々にGUIのログイン画面が出てくるのですが、なかなか出てこないのです。
起動中に止まったり、CUIのログイン画面が出たりと何か安定しません。
何度再起動しても上手く起動しなくなり、ミスしたのかとCUIから先ほど修正したxorg.confを見てみるのですが、別に変に修正したところはありません。

ただしCUIからログインすればコマンドは受け付けますから、「startx」でXの起動を試みます。
一時的にXが立ち上がることは確認できたものの、異常に大きなサイズ(1600×1200程度?)で表示されたあとすぐにXがクラッシュしてしまう状態に。
何かのエラーが出ているようですが、Linuxの素人である私には良くわかりません。

あまりに面倒になってきて、こりゃUbuntuをインストールしてからKDEを別に入れた方が楽ではないか?と考え始めました。
実際にUbuntuのインストール方法や設定方法は豊富にありますが、Kubuntuとなると日本語の情報がほとんどありません。
(基本的にはUbuntuの情報がそのまま使えるのですが。)
というわけで起動しなくなったKubuntuはひとまず置いておいて、UbuntuのダウンロードページからUbuntu 7.10をダウンロードしました。
新規にインストール作業を始めたので、今度は問題がないと思ったのですが……。

というところで長くなったので続く

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