
2万円前後する容量1TBの新型nasne(CUHJ-15004)を、1万円強で入手できるチャンスが2019年の1月で終了する。この記事を書いているのが1月30日なので、実質的にあと1日しかない計算だ。どういうことかというと、旧型nasne(CECH-ZNR1J)の修理対応が終わってしまうことがその原因だ。
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ご存じの通り、nasneに限らず電化製品というのはメーカー修理に出すことができる。通常の場合は故障部分が修理されて返ってくるのだが、実はnasneは修理をしていないらしく、基本的に交換対応だけになっている。そして旧型のnasneは在庫が尽きているので、「交換対応=新型かつ新品への交換」なのだ。つまり修理費を出せば500GBの旧型nasneが、1TBの新型になって戻ってくる……というわけ。データ自体は(移行する仕組みもないので)完全に初期化されるが、どうせ壊れているなら使えないはずなので、その辺りも問題なることはあまりのではなかろうか。
さらにここで重要なのは、修理に出すのは旧型のnasneなので、その修理費も旧型に基づいたものとなっている。実は自分自身も今月修理に出したのだが、ネットでの評判どおり修理費は1万円強。具体的には送料込みで、10,260円だった。冒頭で書いたように新型のnasneは2万円前後するので、約半額で新品を入手できるというわけだ。
しかも、購入時と同じく1年間の保証がついているので、B-CASカードや再生ソフトが付属しない(これは手元の旧型のものを継続して使う)という点を除けば、普通に新型を買うのと本当に何も変わらない。買い替えたり買い増したりする気があるなら、実にお得な仕組みと言える。
ネットでの申し込みならまだ間に合う。壊れた旧型を放置しているなら、すぐに修理の手続きを開始しよう
非常にメリットが多い「旧型nasneを修理して新型に変えてもらう」という仕組みなのだが、前述のとおり旧型の修理対応が2019年1月終わってしまうため、今後はこの方法を採ることができない。理由は「部品の確保が難しいため」と書いてあるのだが、新品交換に部品の確保もへったくれもないので、単純に「(ソニーが定める)サポート期間が終わった」ということなのかもしれない。
終了スケジュールは以下のように書かれており、すでに直接故障品を送付するのは無理だが、ネット経由で修理を申し込むことはまだ可能だ。
2019年1月31日(木)までにオンライン修理受付サービスもしくはプレイステーション カスタマーサポートにてアフターサービスをお申込みのうえ、2019年2月7日(木)までに製品がプレイステーションクリニックに到着するようご送付ください。事前申込みを行わずに直接プレイステーションクリニックへ送付される場合は、2019年1月31日(木)までに到着するようご送付ください。
上記期日の翌日以降のお申込み分、到着分についてはお受けすることができませんので、アフターサービスのお申込みをご検討中のお客様はお早めにご依頼くださいますようお願い申し上げます。
具体的な修理の受付ページと、手順が書かれたページは以下のとおり。nasneは「周辺機器」という扱いなので、間違えないようにしよう。

簡単にざっくりとした手順を書いておくと、オンライン修理受付サービスでnasneを選び、起こっている症状(自分の場合は起動すらしなかった)を記述し送信。そして引き取りサービスかコンビニなどで故障品を着払いで送ると、症状を修理センターで確認して返事を送ってくるので、修理(今回の場合は交換)かそのまま返送してもらうかを選んで返信する。
あとは修理費を代替品と引き替えで、配送会社(クロネコヤマト)に通常の代引きと同じ形で支払うという流れ。なお、修理費はクレジットカードで払うことも可能で、同梱を指示される使用済みのアンテナケーブルとLANケーブルも戻ってくるので安心だ。また1万円強の修理費には送料も含まれているので、別途払う必要もない。
というわけで故障した旧型のnasneを持てあましてるなら、お得に新型をゲットすることができる。実際に自分の自宅でも、容量が2倍になったnasneを快適に活用している。とにかく時間がないが、やる気があるならまだ間に合うので今すぐでも修理手続きを始めるのをおすすめしたい。
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