初期型PS4に「ピピピ問題」が発生 → とりあえず解決した話

初期型PlayStation 4

 自分が所有しているPS4は現行の薄型やProが出る前のタイプ、つまり初期型なのだが、先日ついに「ピピピ問題」とネットで言われてるトラブルが発生するようになってしまった。簡単にこれを説明すれば「電源のON / OFFに関わらず、触ってもいないPS4の本体から『ピピピ』という音が鳴り始め、ディスクが入っている場合は勝手に出てきてしまう」という、ハードウェアのトラブルのこと。これは初期型PS4では結構メジャーな問題で、個人のサイトやブログでそのことに言及している記事は多いし、公式サイトにトラブルシューティングのページが用意されていたりする。

 これは初期型PS4が、ディスクのイジェクトボタンとして静電気で動作するタッチセンサーを採用しているため、本体に静電気が蓄積するとそのボタンが誤動作起こす……というのが原因だといわれている。しかもこの症状が起こると根本的な解決法はないようで、自分も含めて「突発的にピピピと鳴ってうるさい」「ゲームプレイ中に勝手にディスクが出てきて、ゲームが止まる」「ディスクが勝手に飛び出して床に落ちる」といった現象に悩まされることになる。
 上でリンクした公式ページでは、「電源ケーブルを抜く」と書いてあるのだが、これを実行しても解決するとは限らないし、実際に自分の環境でも一時しのぎ(1日程度症状が治まる)にしかならなかった。

CUH-1000 / 1100 シリーズは電源ボタンが人体の静電気に反応する仕組みのため、その静電気の一部が電源ボタンに帯電(残留)することが原因で、音が鳴る場合があります。
本体の電源が落ちている状態で電源ケーブルの抜き差しをしてください。
音が鳴るだけで電源 ON / OFF などの動作に問題がない場合は、しばらく様子をみてください。

PS4R を使用中にピピッと音が鳴る | PlayStation.com

 上述のように個人サイトでもこの問題について書いている記事は多いが、解決に至った方法は色々で、「静電気除去グッズを使った」「ゴム足を外した」「外付けファンを追加した」など統一されていない。恐らく原因が不安定な静電気なので、設置してる環境によって電気の溜まり方が違い、結果として有効な対処法も変わってくる……ということなのかもしれない。

 ただいずれにしても、「これが確実にピピピ問題を解決する方法だ!」と呼べるものはないようだ。恐らく根本的に解決するのは「PS4を修理に出す」ぐらいだろうが、当然ながら安くはない修理費がかかるし、根本的な解決がされないなら、また再発してもおかしくない。モデルチェンジ後のPS4は、薄型とProの両方が物理(機械式)ボタンになったことを考えれば、根本的な解決はやっぱり難しかったのか……?と勘ぐってしまう。

PS4のピピピ問題、自分はこうやって解決した

 前置きがかなり長くなったが、自分がこのピピピ問題におこなった対処法と、その効果を列挙してみたい。ちなみに先に書いておくと、自分の環境ではとりあえず解決した……と思っている(詳しくは後述)。

  • 本体の掃除(非分解)とブラシでの静電気の除去 → 2日ほどで再発。あまり効果なし
  • 電源プラグを抜き、一定時間放置(公式サイトに書かれている対処方法) → 1日ほどで再発。ほぼ効果なし
  • 縦置きに変更&風通しの良い場所に移動 → 効果あり。約1か月再発なし

 上記のように自分の場合は横置きだった本体を縦置きに変更し、それと同時に置き場所を四方が開放された通気性の良いラックに移動させることで、症状が発生しなくなった。この設置方法にしてから記事執筆時点で1か月ほど経ったが、現在も再発していないので、かつて1日に1回はこの症状が起こっていたことを考えれば、劇的に発生頻度が落ちたのは間違いない。なお縦置きスタンドは持っていなかったので、以下の商品を買って使っている。

B01MQVUQN9

 それまでは縦置きにするとPS4本体がテレビラックに収まらないのと、縦置きスタンドが微妙に高くて買う気にならなかったという理由から、「横置き + エアフローのあまり良くないテレビラックの中」という環境で使用していた。エアフローに関しては使ってない(つまりほぼ熱が発生してない)タイミングでもトラブルが発生していたので、関係あるかは何とも言えず、基本的には「縦置きにして問題が解決した」という可能性が高そうな気がしている。
 縦置きと横置きでは接地面が大きく変わってくるので、静電気の溜まり方(あるいは逃げ方)に変化が生まれ、結果として問題が解決したのかもしれない。

 ちなみに今回買った縦置きスタンドは、冷却ファンやUSBハブが付いているような多機能モデルではないが、それだけ価格が安い。また横幅が調節できるスライドタイプになっていて、どのモデルのPS4でも使うことができるのも嬉しいところ。純粋な固定力(安定性)では純正品より多少劣るかもしれないが、普通に使うには何の問題もないし、いずれPS4を買い換えるときにも使い回せそうなので、個人的にはオススメできる商品だと思う。

 とにかく簡潔にまとめると自分の環境では、「PS4のピピピ問題は、本体を縦置きにしてエアフローをよくしたら直った」ということになる。他の環境でも同じように解決できるとは限らないし、今後再発しないとも限らないのだが、一つの参考事例にしていただければ幸いだ。