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現在のWindows 10は、音声デバイスをデスクトップから数クリックで簡単に変更できる

PC向けスピーカー ONKYO「GX-500HD」

 Windows XP時代のPCは、特に難しいことをすることなく「アナログとデジタル出力の両方で、同時に同じサウンドを流す」ことが可能な環境が多かった。これは音声の出力が排他利用になっていなかったからで、結果的に「使いたいときだけイヤホンを耳に装着して音楽を楽しみ、スピーカー出力に戻したくなったらイヤホンを外してそのまま置いておく」という使い方が可能で、結構便利にPCで音楽を楽しんでいたことを覚えている。

 ところがWindows 7が普及し自分もその環境になると、デジタルとアナログを同時に利用することができなくなったことに気がついた。OSのサウンドの扱いが代わり、「デジタル出力とアナログ出力は別のデバイス扱いになり、排他的に利用することしかできない」という仕組みなってしまったからだ。

 正確には利用するデバイス(サウンドカード)によっては同時出力が可能だったが、一番安価で普及率が高いRealtekのオンボードサウンドではそれは不可能であり、結果的には別途サウンドカードを追加しない限り、多くの環境で同時出力ができなくなってしまったのだ。しょうがないので自分の環境では、「その都度サウンドデバイスをフリーソフトで切り替える」という方法をとることにした。その顛末は、以下の記事に詳しい。

 だが、現在はWindows 10環境に環境に移行したので、このフリーソフト「App=Device」を使う必要もなくなっている。今のWindows 10には、右下のスピーカーアイコンにサウンドデバイスの切り替え機能が内蔵されているからだ。
 具体的にはスピーカーのアイコンをクリックすると、現在のボリュームとサウンドバイス名が表示され、サウンドデバイスが複数ある場合は、そこから1クリックで切り替えることができる。つまり、上述のApp=Deviceの機能が本体に組み込まれたというわけだ。ただ、初期のWindows 10にはなかったような気がするので、どこかのアップデートで追加されたのかも知れない。

Windows 10の再生デイバスの選択
Windows 10に実装された、サウンド再生デバイスの選択ツール。スピーカーアイコンを選択すると起動し、2クリックでデバイスを切り替えられる。デジタルかアナログかも「Digital」や「Optical」という文字で判別可能だ

 実はこのWindows 10で新たに搭載された機能はApp=Deviceより高性能で、サウンドデバイスの詳細、つまりデジタル出力かどうかという情報も(デバイス名という形で)表示される。App=Deviceの場合は、デジタルだろうとアナログだろうとメーカー名と最低限のデバイス名しか表示されなかったので、区別がつかなかったのだ。言うまでもなく、こちらの方が便利なのは間違いない。

「App=Device」をクリックしたときのデバイスの表示
「App=Device」では単にデバイス名しか表示されないため、今選択している出力がデジタルなのかアナログなのかはわからないのが弱点

 音声の同時出力は引き続き不可能なままだが、少なくともサウンドデバイスの切り替えに関しては、Windows 10になってかなり便利になったと感じた。自分のようにサウンドデバイスを頻繁に切り替える人は、活用すると便利だ。