
タイトルの通り、Android 4.3のタブレット端末を4.4にアップデートしたら、スリープから復帰したときにwifi(無線LAN)が繋がらなくなる不具合が発生してしまった。wifiのマーク自体は表示されているものの、アイコンはグレーのままで、正確には繋がっている(?)ようだが正常に通信できない様子。
とりあえずの対処法としては、いったん手動でwifiを切ってから再接続すると直るものの、毎回やるのは面倒でしょうがない。調べたところ、節電系のアプリが問題じゃないかという話を見つけた。
自分のタブレットにも電源管理系の節電アプリが標準で入っていたので、設定をチェック。しかし、特にwifiに関する項目は設定されていなかった。念のため無効にしてみたものの、直った様子はなし。もう少し調べてみると、どうやらwifiの設定で起こることもあるらしい。
これをやると敗北を認めたような気がするのでやりたくなかったのだが。 「無線とネットワーク」>「Wifi設定」>「Wifi詳細設定」>「Wi-Fiをスリープに切り替えるタイミング」を「画面がOFFになったとき」から、「スリープにしない」に変更する。
スリープから復帰して何か不具合が出るか? 出ない。復帰を20回試して何の問題もないことを確認。
これも早速試してみる……が効果なし。スリープ時にwifiを切らないようにしても、やはり復帰時に繋がらなくなってしまう。しかし、wifiの設定部分に問題がありそうに思えてきたので、トライ&エラーで設定を色々調節してみることに。
何度も設定変更とスリープからの復帰を繰り返したところ、原因らしきものを発見。「設定」 → 「WLAN」と進み、詳細設定の以下の項目を変更すれば解決できた。
- 「スリープ時にWLAN接続を維持」を「使用しない」
- 「WLAN最適化」のチェックマークを外す(OFFにする)
これで端末をスリープ状態から復帰させても、wifiが正常に繋がるようになった。すべての環境で効果があるのかはわからないが、似たような現象で困っている人は参考にしてみてほしい。
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