
自作PCのM/Bの新しいドライバがASROCKのサイトで公開されていたので、一通り更新してみたところ、USB 3.0ドライバが原因と思われる不具合が出るようになってしまった。具体的には、Windowsを起動するたびに以下の警告画面が出る……というだけなので、実害としては大したことはない。ただ、ドライバ更新前は何も起こらなかったのだから、(軽い)トラブルであることは間違いないと思う。

この警告画面自体は珍しいものではなく、例えば「ネットでダウンロードしたフリーソフトを起動したとき」などに良く表示されるものだ。要するに“信頼できないファイル”かもしれないとWindowsが警告を出しているのだが、今回のファイルはドライバファイルの一部で的外れもいいところだし、そもそも起動するたびに出てくるのは邪魔だとしか言いようがない。
対処方法を調べたところ、ダウンロードしたドライバファイルの圧縮書庫(zip)のセキュリティブロックを解除して、再度解凍したファイルからドライバをインストールし直せばいいことがわかった。入手手段にもよるが、ダウンロードしてそのままの圧縮ファイルは、以下のようにブロックがかかっている。それを解除すれば済む、という単純な話らしい。

具体的な手順は以下のようになる。
- USBドライバをアンインストールする。(自分の環境では、「プログラムのアンインストール」に「インテル USB 3.0 eXtensible ホスト・コントローラー」という名前で存在した。)
- ダウンロードしたUSBドライバのzip書庫を右クリックして「プロパティ」を選び、「ブロックの解除」を選択して適用する。(上の画像参照)
- ブロックの解除をおこなった、ドライバのzip書庫を再度解凍する。この時、Windows標準のエクスプローラー(の解凍機能)を使うと、一時フォルダに残った“ブロック解除前のドライバファイル”が出てくることがある。別途解凍ソフトを使うか、一時ファイルを消してOSを再起動してからやると確実。
- 3.で解凍した“ブロック解除済み”のUSBドライバをインストールし直す。
これで問題が解決し、起動時にセキュリティ警告が出ることもなくなった。メジャーなトラブルかどうかはわからないが、同じ現象が出てしまった人は参考に。
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