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防塵用コネクタカバー(キャップ)「DC-101」「TK-CAPSET」レビュー

手元のPCとAV機器の各種コネクタをホコリや酸化から保護したいので、キャップタイプの防塵カバーを購入することにした。本来なら詰め合わせタイプの1種類だけ買って済ませたいところだったのだけど、欲しいカバー種類が合致しないので、余ることを承知で2種類入手することに。具体的にはアイネックスの「DC-101」とサンワサプライの「TK-CAPSET2」を選択した。

B005CDYVQYアイネックス コネクタカバー セット DC-101
B002OOVAPESANWA SUPPLY TK-CAPSET2 AVジャックキャップ(液晶テレビ向け)

それぞれ入っているカバーの種類は以下のとおり。

コネクタ種類アイネックス「DC-101」サンワサプライ「TK-CAPSET2」
DisplayPort×1-
HDMI×2×5
DVI×1-
D-Sub 15ピン(VGA)端子×1×2
S端子×1×2
RCA(ピンジャック)端子×2×10
3.5mmミニプラグ(※)×8×2
USB(Aタイプ)×8-
IEEE1394×2-
eSATA×2-
PS/2×2-
LAN(RJ-45)×2×2
モデム(RJ-11)-×2
D端子-×4
S/PDIF(光学角形端子)-×2
同軸(アンテナ)端子-×5

(※イヤフォンなどによく使われる3.5mmミニプラグは、機器によって防塵キャップを差し込んだだけで「機器が接続された」と認識されるものがあり、場合によってはスピーカーなどから音が出なくなる場合があるので注意)

「DC-101」はPC用、「TK-CAPSET2」AV機器用という位置づけなのでHDMIなどの被る部分はあるものの、キャップの種類自体はかなり異なっている。前者はUSBの数が潤沢な他、PS/2やeSATAなどのPCにしかない端子のキャップが充実している。後者はD端子用やアンテナケーブル用同軸端子、S/PDIFなどの映像と音声用のコネクタ対応品がほとんどで、名実共にAV機器用と言えそうだ。基本的に両方とも宣伝文句どおりのラインナップとなっている。

普通に使える「DC-101」と色々と問題が多い「TK-CAPSET2」

先に結論を書いておくと、ひとつで用が足りるなら「DC-101」の方を強くおすすめしておきたい。理由は単純に「DC-101」の方が製品のクオリティが高いからだ。

アイネックスの「DC-101」は前述のようにPCに用意されているコネクタのカバーがほとんどだが、試した限りほぼすべてのキャップが適切にコネクタに収まり、スムーズに抜ける。勝手に抜け落ちるほどゆるくはなく、またコネクタから抜くときも何の問題もない。コネクタを使う頻度に関係なく適切にホコリなどからガードしてくれるだろう。

唯一、RCA(ピンジャック)コネクタ向けのキャップだけは若干硬く抜きづらいが、これもある程度力をかければ(力をかけられる場所)なら、そこまで問題にはならないと感じた。

逆にサンワサプライの「TK-CAPSET2」は、正直なところ使いやすいとは言い難い。キャップのサイズがコネクタとピッタリすぎるのか、全体的に少々差し込みづらく、かなり抜きづらい。奥まできっちり差し込んでしまったものは、場合によっては相当力を込めないと抜けないかもしれない。

特にRCAコネクタ用は致命的なほどガッチリはまり込んでしまうため、奥まで差し込んでしまった場合は適切に抜けるかは自信がない。もし使うつもりならとりあえず半分ほど差し込んだところで、きちんと抜けそうかどうかチェックした方がいいと感じた。他のコネクタ用も「滅多に使わないからカバーを掛けておく」ならいいと思うが、頻繁に抜き差しするような場所には使わない方が賢明だろう。

ただ、すべてが硬いというわけではない。S/PDIFとD端子用はスムーズな脱着が可能だし、HDMI用も普通に使うことができる。さらに同軸端子用のキャップは出来がいいのか抜きやすさも問題なく、3.5mmミニプラグ用も大丈夫だった。これらのキャップを目的に買うなら、特に問題はなさそうな感じだ。自分の場合、主に欲しかったのはD端子とHDMIのカバーだったので、そういう意味では最低限の目的は達成できたと言える。

ちなみに今や使う頻度はかなり低いモデム用(RJ-11)のコネクタキャップだけはなぜかゆるゆるな状態で、「勝手に外れてしまうのでは?」という疑問が残った。外れないのは問題だがいつの間にか外れてしまうのもまた問題なわけで、やはり全体的な形成精度には疑問が残ってしまう。

おすすめは「DC-101」、D端子とHDMI用のカバーが多く欲しいなら「TK-CAPSET2」もありか

最初に書いたとおり、防塵キャップしての品質は明らかに「DC-101」の方が高かった。キャップの抜き差しに問題を感じることはほぼなく、コネクタを使う頻度に左右されずカバーの脱着が可能だ。防塵機能等を過不足なく達成できる製品と言える。個人的には意外と使い所が多い3.5mmミニプラグのキャップが多いのも嬉しいところだった。

「TK-CAPSET」は全体的に作りが甘く、とにかく多くのカバーがコネクタサイズギリギリなのが気になった。差し込むときはともかく抜くときにはそれなりの力が必要になるため、一定の使用頻度があるコネクタに使うのには抵抗がある。特にRCA端子へのキャップ着用は気をつけた方がいいだろう。

では本体裏などの「滅多に使わないコネクタ」なら良いかといえば、今度はいざ取り外そうとするときに「(直接見えにくいから)手探りで外そうとするが、力が入りにくいので上手く抜けない」という可能性もあり得る。理想を言ってしまえば「今後もまったく使う予定はないが、ホコリの進入は気になるコネクタ」辺りがもっとも適した使い所と言えそうだ。

ただ「絶対に買うな」というほど酷いわけではない。D端子用とHDMI用のコネクタキャップはそれぞれ多めに入っており、これらは使い勝手に特に問題はない。また、D端子用や同軸端子用のキャップはアイネックスでは発売していないため、セット品を買うとなると自然とこちらを選択する必要があるだろう。

結論としては無難で誰にでもお勧めできるのが「DC-101」で、HDMI端子用のカバーがたくさん欲しかったり、D端子やS/PDIFや同軸端子のカバーに魅力を感じるなら「TK-CAPSET2」を選ぶのも悪くない……という感じになりそうだ。とはいえ値段的には両者はあまり変わらない(し、凄い安いというわけでもない)のだから、できればサンワサプライはもうちょっと頑張って製品の品質を向上させていただきたい、というのが率直な意見ではある。