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Virtual PCにLinuxをインストールするとトラブルが多発する理由

前にこのエントリでも少し触れましたが、マイクロソフトが提供しているVirtual PCはバージョンが2004、2007ともLinuxがうまくインストールできなかったり、起動しなかったりするトラブルが発生します。

私がVirtual PC 2007にLinuxをインストールしようとしたときも非常に手間取り、いくつかのLinuxディストリビューションを試してもうまくいきませんでした。色々調べて回った結果、最後にFedoraを何とかインストールして起動することができました。

なぜこういうことが起こるかといえば、マイクロソフトがLinuxをVirtual PCで正式サポートしていないからなのですが、私はどうにも意図的にサポートから外しているだけのように感じられまして……。

Virtual PCは24bitカラーに対応していない

Virtual PCにLinuxをインストールしようとして(もしくはインストールして)真っ先に出会うトラブルは、多分画面が崩れて異常に横長に表示される問題ではないでしょうか。

私が体験したトラブルもこれで、なにが悪いのかとかなり調べて回る必要がありました。ディストリビューションを変えても同じ現象が起こることで、Linux側ではなくVirtual PC側に問題がありそうなことはわかったのですが、それでもすぐに原因を理解することはできませんでした。

このトラブルはVirtual PCが24bitカラーに対応しておらず、16bitと32bitカラーにしか対応していないのが原因です。DVD(CD)イメージからLinuxのインストーラが立ち上がって、グラフィカルインストーラが24bitカラーで起動するとその時点で不具合が発生しますし、テキストインストーラでインストールしても、結局Linuxが起動してGUI環境になると同じように画面が激しく崩れてしまいます。(逆にCUIで使い続ける=24bitカラーにならなければ問題は発生しません。)

この問題を解決するには、グラフィカルインストーラとX Window Systemを画面が崩れる前に16bitカラーで起動するように設定してやらないといけません。私がFedoraをインストールしたときは下記のページを参考にしておこないました。

Virtual PC de Fedora 7

私の環境では起こりませんでしたが、Virtual PCとLinuxで起こる問題はこれだけではなく、他にも文字化けしたりと色々問題が発生するとのことです。

Virtual PC 2004と2007は何が違うのか?

余談になりますが、Virtual PC 2004と2007は機能的に大した違いはありません。特にインターフェースはほとんど同じです。

目に見えて変わった点といえば、2004はDVDイメージに非対応、2007は対応。同じく2004はINTEL VTに対応しておらず、2007なら対応しているということでしょうか。

個人的に残念なのは、どのバージョンもマルチコアの仮想化マシンを作ることができないことでしょうか。運用するPCがDualCoreやQuadCoreでもシングルコアのマシンしか作れないので、同時に複数の仮想マシンを動かす形でしか性能を使い切ることができません。Virtual PCでLinuxを動かすとずいぶん遅いと評判ですし、マルチコアの仮想化ができればましになるかも……と思えるだけに残念です。

コア数の話はともかく、Virtual PCは普通にLinuxを使用したいだけでも致命的なトラブルが発生します。これはやはりマイクロソフトがLinuxを積極的にサポートする気がない、と考えた方が自然なのでしょうね。