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Chrome・Firefox・Thunderbirdのプロファイルを復元・修復する方法

先日OS(Windows 7)がフリーズした拍子にGoogle Chromeのプロファイルが壊れてしまい、ブックマークを含めほとんどの設定が消えてしまった。Windowsのカーネルが9xだった頃はフリーズもそんなに珍しくない現象だったので、この手のバックアップは結構頻繁に取っていた。ところが近年はPCごとフリーズすることはほとんどなかったので、相当昔のプロファイルしか残っておらずかなり困った事態になってしまった。

しょうがないので対応策を調べてみたところ、どうもWindows Vista以降で搭載された「シャドウコピー」という機能で復元できることが判明。早速試してみたところ前日のプロファイルが残っており、無事に元の状態に戻すことができた。これは素晴らしい!

ついでに一緒に調子が悪くなったFirefoxとThunderbirdの状態(プロファイル)も直せないかと同じ手を試したところ、こちらも無事にプロファイルを巻き戻すことができ、事なきを得た。はっきり言ってこれは覚えておくとかなり便利(というか転んだ後の杖とでも言うべきか)だと感じたので、Chrome・Firefox・Thunderbirdのそれぞれの対処法をまとめておきたい。

前提 - この修復方法が使えるWindowsのエディション(バージョン)

そもそも「シャドウコピーとは何か?」と言えば「Windowsが定期的に自動作成してくれる(ある時点での)ファイルのバックアップ」で、「スナップショット」とも呼ばれるもの。Windows XPでも「システムの復元」があってよく使われていたが、それがシステムファイル以外でも使えるようになったと考えればわかりやすい。

一般ユーザ向けWindowsで搭載されたのはVistaからだが、それでも全ての環境で使えるわけではなく、以下のエディションでないと利用することができない。(したがって使用しているWindowsが以下のエディション以外なら、この復元方法は使えないということになる。)

  • Windows Vista - Business / Ultimate
  • Windows 7 - Home Premium / Professional / Ultimate

※EnterpriseやStarter等は一般的ではないので除外。

XPはそもそも最初から対応しておらず、VistaはBusiness以上と結構条件が厳しいので、実質的には「Windows 7以降を使ってる人が対象」と考えた方がいいかもしれない。

復元方法

復元したいフォルダを右クリックし、「以前のバージョン」というタブを選択。バックアップファイル(スナップショット)が存在する場合は日時とファイル名が表示されるので、元に戻したい時点のものを選び「復元」ボタンを押すだけ。(場合によってはスナップショットの検出に時間がかかるときがあるので、タブを開いたまま少し待つ。)

Windows 7の「シャドウコピー」の実行タブ
シャドウコピーからの復元画面。復元できるスナップショットがない場合は上のように表示される。

復元には別に制限回数があるわけではないので、適切なプロファイルに戻らなかったときは、より古いもの選んで試してみると直るかもしれない。

なおプロファイルフォルダは基本的にデフォルトでは表示されない隠しフォルダの中に存在しているので、エクスプローラーの「ツール」→「フォルダーオプション」から以下のように隠しファイルを表示する設定に変えておくのをお忘れなく。(事前に「整理」→「レイアウト」からメニューバーを表示している場合。)

フォルダーオプションから隠しファイルを表示する設定にする
隠しフォルダやファイルを表示する設定にしておく。作業が終わったら元に戻してもよい。

Google Chromeのプロファイルを復元する

Google Chromeのプロファイルは以下のフォルダにある。この「User Data」フォルダ自体をシャドウコピーから復元する。

%LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data

または

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data

※「スタート」の「プログラムとファイルの検索」などから移動する場合は、前者をコピー&ペーストしてフォルダへ移動した方が便利。また後者の「Users」フォルダは、環境によっては「ユーザー」と日本語で表示されている。(以下全てのソフトで同じ。)

Chromeを起動し直してブックマーク等が正常に表示されたなら、プロファイルが復元されたということになる。

Firefoxのプロファイルを復元する

Mozilla Firefoxのプロファイルは以下のフォルダにある。この「Profiles」の下に「xxxxxxxx.default」フォルダ("x"は環境によって異なる)があるので、これか「Profiles」ごとシャドウコピーから復元する。

%APPDATA%\Mozilla\Firefox\Profiles

または

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles

Firefoxを起動し直してブックマークなどが正常に表示されているなら、復元は成功している。

Thunderbirdのプロファイルを復元する

Thunderbirdのプロファイルは以下のフォルダにある。基本的にFirefoxと同じで、この「Profiles」の下に「xxxxxxxx.default」フォルダ("x"は環境によって異なる)があるので、これか「Profiles」ごとシャドウコピーから復元する。

%APPDATA%\Thunderbird\Profiles

または

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles

Thunderbirdを起動し直してメールなどが正常に読み込めているなら、復元は成功。

注意点

「バックアップ」という点でみると復元したい時点のファイルが残っているとは限らないことと、XPやVistaの(家庭用では一番標準的な)Home Premiumでは機能がないので使えない方法だというのが弱点だと思われる。またファイル容量を気にする人はシャドウコピー自体をOFFにしている場合もあるだろうし、そもそもHDDやOSそのものが飛んでしまったなら当然これに頼ることもできない。

このシャドウコピーは非常に便利ではあるものの、あくまで緊急避難的な手段だと考えておいて、なるべく別のバックアップ方法と組み合わせた方がいいだろう。(今回痛い目にあったので、自分の環境でもそうしようと思っている。)