スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

読み取り不能になったDVD-Rのデータを完全に救出できたソフト「CDCheck」が素晴らしい

先日、5年ほど前(2004年頃)に焼いたDVD-Rのデータが必要になってマシンのDVDドライブに入れたところ、困ったことに読み込めなくなっていた。状態としては典型的な「マウント(認識)できない」という症状で、お約束の「エラー部分はとりあえず諦めて、読み取れる部分だけコピーする」という対処方法も使えなかった。以前から粗悪なメディアはなるべく使わないようにしていて、ディスク自体もMaxellの国産品だったものの、書き込み当時のドライブとメディアの相性か何かが悪かったのかもしれない。(同時期に焼いた別メーカのメディアは普通に読み込めた。)

DVD-RやCD-Rなどの場合、「読めなくなったメディアでも別(メーカの)ドライブで試すと普通に読める」ということが比較的良くあるので、手近にあったDVDドライブ5台(別のPCに搭載されているものを含む)で試したが、すべて全滅。どのドライブも症状はまったく同じで、メディアを挿入しても上手く読み込めず、ドライブ側は何度もリトライを繰り返すが、OSからメディアが正常に認識できないというもの。

仕方がないので半分諦めつつ「壊れたストレージ(メディア)からデータをサルベージできるソフト」を探したところ、真っ先に見つかったのが以下の「CDCheck」というソフト。ソフト自体はシェアウェアだが、機能制限なくまずは30日間試用することができるし、「個人で非商用利用ならユーザ登録すれば無料」という実質的にフリーソフトなライセンスなのが特徴。(似たようなライセンス形式としては、アンチウイルスソフトのavast!などがあげられる。)ダウンロードは以下から可能。

日本(語)のソフトではないのでそのままではかなり取っつきにくいが、日本語化パッチは存在するし、詳しい使い方もITproでも特集されているのでその辺りは安心。サイトには書かれていないものの、Vistaには対応しているのでWindows 7でもそのまま動く可能性は高いように思える。

設定を変更するところが色々あったり、データのサルベージ前にディスクの状態をチェックできるようだったが、自分の場合は面倒だったのでヘルプも読まずにとりあえず以下のように作業した。

  1. 読めないメディアをドライブに入れてそのドライブを選択し、下のメイン画面の「Recover」(日本語化している場合は「修復」)をクリックする。
  2. メニュー画面が開くので、読み取ったデータを入れる出力フォルダを選んで「Continue」(日本語だと「続行」)を選ぶ。(このフォルダは空でないと駄目のようだ。)

「CDCheck」メイン画面

とりあえずこれだけで読み取り作業が開始した。最初の数分間は先頭の読めない部分にアクセスしていたようだったが、読み取りセクタが先に進むと内部には大した問題はなかったのか、普通にファイルのコピー(サルベージ)が始まった。(ディスク自体は認識するが部分的に壊れている場合は、欠けたデータ部分を「0」で埋めるとのこと。)

結果はこのソフトを試してみて大正解。どうやら壊れていたのはメディアの先頭(リードイン)部分だけだったらしく、なんとすべてのデータを完全にサルベージすることができた。(途中での読み取りエラーも表示されなかった。)その後救出したファイルをチェックしてみたが、本当に壊れたデータは一切なかった。運良く読み取れたとしてもそれなりのデータの破損は覚悟していたので、この結果には非常に驚いた。恐らくこれは「非常に壊れ方が良かった」例なのだと思うが、それでもこのCDCheckで完全なデータの救出ができたのは間違いない。

サルベージしたデータは、その後さっそく新しいメディアに記録し直して保管した。他の人が今回の件と同じように完全にデータを救出できるかどうかは別なものの、もし「データを記録したDVDやCDが読めなくなってる!」という事態になったら、このソフトを試してみるのをお勧めしたい。とりあえず試すだけならダウンロードしてインストールするだけだし、この手のサルベージソフトは結構高い価格のものが多い中で、使い続けるにしても個人なら(登録の手間はかかるが)フリーソフトというのは大きなメリットと言えるんじゃなかろうか。