パーマリンクがない森公美子公式ブログは、絶対に炎上しない!? - やじうまWatch を読んで。
森さんのブログがトラックバックやコメントを受け付けない上、記事ごとへのリンク「パーマリンク」も設置していないから、記事を特定して批判することができないからだ。炎上防止の方法としては注目に値するものだ。文句を言いたいのに言えないネットユーザーの皆さんにはつらいところだろう。
個別記事ごとのパーマリンク(固定リンク)がないと反論(批判)できないという話ですが、別にそんなことはありませんよ。十分に可能です。
1. 反論したい文章(リソース)があるところにリンクする
まず最初にその文章があるところにリンクを張ります。ページが更新されてその文章は流れてしまうかもしれませんが、気にせずリンクを張りましょう。
2. 反論したい部分を引用する
反論したい部分をはっきりさせるのと、リンク先が読めなくなっても大丈夫なように当該部分を引用します。ただし全文引用する必要はないでしょう。
3. ウェブ魚拓などを利用してページを保存しておく
「文章が掲載されていた時の状態」を保存しておくため、ウェブ魚拓 を利用したり、スクリーンショットを保存・アップロードするなどしておきましょう。これで読者が文章があった頃の言及先を閲覧できるようになります。
特にウェブ魚拓は、短期間で消えてしまうような新聞社のニュース記事などへ言及するときにも便利に使えます。
4. 思う存分反論する
準備が整ったので反論しましょう。例え言及先から文章が読めなくなっていても、上記の手段で読者が「何に反論しているか」がわかるはずです。
パーマリンクがなければ不便にはなるが、不便なだけで反論できないわけではない
パーマリンクがなければSBMは使えませんし、コメント欄・トラックバック欄なければサイトに直接反論をすることは難しくなります。しかし、別にBlogなりWebサイトなりを使えばすむ話であって、文句を言いたいのに言えない
という状態にはなりません。技術的には可能なのですから、「言えない」ではなく「言いにくい」*1ぐらいの表現の方が正しいでしょう。
1 : 手段が面倒になりやすい。
まあ「コメント欄に突撃して罵詈雑言が書けない」という意味なら「そうですね」としか言いようがないですが。
この記事へのコメント
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robots.txtの設定次第では、魚拓を封じることはできますね。
ウェブ魚拓サイトに行き著作権等を理由に魚拓取得を完全禁止する事もできるようです。ご参考まで。