今月の上旬にリファラスパム(referer spam)についてのエントリを書きました。
その中で多分新しい自動ツールが流行っているものと思われます
と書いたのですが、その原因がわかったので情報をまとめておきます。前提部分を抜きにして話を進めるので、意味がよくわからない方は先に上記のエントリを読んでみてください。
http://seoken.net/gap/
ツールの販売元はここですね。バカらしいのでリンクはしません。値段は一番安いので17,800円とのこと。
一番情報がまとまってます。引用部分を読むと具体的な機能は以下のようになっているようです。
- スパムツールにキーワードを設定する
- そのキーワードでYahoo検索をおこなう
- 実際にYahooのページから検索するわけではなく、APIを使っている
- 検索に引っかかってきた1000サイト(*1)に片っ端からアクセスしてリファラを残す
([*1]これは検索できる限界数。これ以上はページがあっても表示されない。)
このツールは上記の手順を10個(10キーワード?)までセットすることができて、1回で10000サイトにリファラスパムが残せるようです。
2008年06月01日
GAP 最大値
本日GAPの最大巡回数である 1000x10=10000 の巡回を試してみる
約13時間かかる予定2008年06月04日
量産中
アドセンスで稼ぐ方法のひとつとして、ブログの量産という方法がある。
今それを実行中。 今のペースは1ブログ/1日だが、ネタが直ぐに尽きそう
おいおいっ!
誰も寝てはならぬ こんな私のブログにも、リファラスパムがきています。
迷惑を振り撒いているという意識もなく、GAPそのものも話しのネタにしてしまったわけね。
何せ検索結果1000件すべてにアクセスしてるんですから、そりゃ影響が大きいはずです。このBlogでも未だに相当数のリファラスパムが来てますから。
ただ仕組みを見る限り、どうもこれを防ぐ方法はなさそうです。Yahooの検索結果に出てこなければ大丈夫でしょうが、そうなるとYahoo検索経由の訪問者がいなくなるということですからね。逆にいえば「Yahooの検索結果の対象になるすべてのサイト」はこのスパムの対象になり得るわけです。
実際の影響はアクセス解析経由なら自分が注意するだけで済みますが、「逆アクセスランキング」(リンク元表示)を設置している場合はそうはいきません。何かの販売ページならまだしも、ウイルスが仕込んであるページだと訪問者にも影響が出るでしょう。
どうにもまだ面倒なスパム対策の日々が続きそうです。
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