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ブログやめますか? アクセスアップやめますか?

特定ジャンルに特化したブログが好まれる?!を読んで。

で、そんな身を張っての経験上で思うのは「特定のジャンルに特化したブログが好まれる」と言うことです。つまり、色々な話題を書きたい気持ちを抑えつつ、自分が得意とするややマニアックな分野でコラムを書く、と言うことです。

特定ジャンルに特化したブログが好まれる?! - りきおの雑記・ブログ

いわゆるアクセスアップのノウハウとしては定番になっている感もありますが、Blogに限らずWebサイト(ホームページ)はジャンルを絞った方が有利だとされています。逆に日記サイトや内容がごった煮のサイトは不利だといわれており、実際に上記のBlogでも雑記(日記)を書いていた頃よりもアクセスが大幅に増えたと書かれてます。

確かにこれは事実だと思います。このBlogは主にWeb関係とPCのネタの2種類に絞って書いていて、少ないながらそれなりの人数に読んでもらっているようです。これが私の日記帳ならアクセス数が1/100でもおかしくないでしょう。

しかしこのような「特定のジャンルに特化したBlog」は、場合によっては大きな問題に見舞われることがあります。これを「Blogのジレンマ」とでも呼んでみましょうか。

ジャンルを絞ったブログはなぜ有利なのか?

常連を増やしにくい雑記ブログ

当たり前なのですが、Blogに限らず人は興味のあるものしか見たり読んだりしません。野球に興味のない人が野球中継を見ないのと同じです。

ブロガー自身が経済・野球・釣り・アニメ・競馬に興味があったとして、それをすべて一つのBlogに書いていったとしたとします。このすべてに興味がある人がどれだけいるでしょうか?多分、ほとんどいません。

経済にだけ興味がある人は他のエントリは邪魔にしかなりません。別の人が釣りとアニメに興味があったとしても、やはりその他に興味があるとは限りません。そもそも更新速度には限界がありますから、ジャンルが増えるほどジャンルごとの記事数は減ります。(密度が低くなる。)1カ月に1回興味があるエントリが投稿されるよりも、2週間に1回、3日に1回興味があるエントリを投稿される方が間違いなく継続して読む気になるでしょう。ネタを分散するということは、それだけ常連の読者を増やしにくくなってしまうのです。

また、検索エンジン経由でBlogを見つけたときも同じです。たまたま検索経由でたどり着いたとして、何人かは興味がある話題の過去ログ(もしくは新着記事)を読もうとするはずです。この時に「興味がある話題が多いBlogだ」と思ってくれればお気に入りやRSSリーダーに登録されるかもしれませんが、「興味のある話題は一部だけ」と思えばそのままスルーしてしまうでしょう。

読者にとってのBlogの価値というのは、自分にとって興味のある情報を継続的に発信してくれるか否かにかかっているのです。

ある意味一番難しい日記ブログ

「日記」というのはある意味一つのジャンルですが、実際は1番の「雑食」Blogです。その日あったことを書くのですから、書く内容がまったく統一されていません。それに第三者が読んで「価値が見いだせる」情報を発信するのがかなり難しいのです。

前にも書いたのですが、日記Blogでアクセスアップを狙うのが難しいのは、日記Blogのコンテンツ自体が「書いている人の日常」になるからです。日記を読んでもらうには「書いている人」自身に興味を持ってもらうしかないのですが、これは「有名人・芸能人」でもなければ人数は非常に限られます。無名な一般人なら多くても2桁ぐらいでしょう。

何か別のことで有名になれば、ある程度「個人」に興味を持ってもらうことはできるのですが、日記だけでそこにたどり着くのはそう容易ではないでしょう。他人の日常というのは、基本的に誰も興味がないのです。自分が「見ず知らずの他人の日常を時間をかけてまで読みたいか?」と考えてみれば、そんなに不自然な話でないことがわかるのではないでしょうか。

雑記ブログは「セールスポイント」を打ち出しにくい

もう一つの問題が、特徴を出せないBlogは埋もれやすいということです。

例えば未だにある程度の権威があるYahoo! Japanのディレクトリ検索のページを見てみましょう。登録ページはジャンルと種類によってカテゴリ分けされ、「興味があるジャンル」のサイトを楽に探すことができます。訪問者は興味があるサイトにアクセスすることができ、サイトの運営者はコンテンツに興味がある訪問者を呼び込むことができます。両者にとってのデメリットはありません。

雑記Blogの場合、Blogの宣伝をしたいときにどうやって呼び込めばいいのでしょう。「色々やってますから見に来てください」で人を呼び寄せることができるでしょうか?多分、訪れる優先順位は非常に低くなるはずです。

それではジャンルを一つにしてこのように書けたらどうでしょう。(例は先ほどの経済と野球。)

  • 「経済情報に特化したBlog。毎日の経済ニュースを大胆に斬る」
  • 「阪神の応援Blog。試合結果と感想、選手情報やファンの交流など」

これなら集客効果が段違いのはずです。上なら経済、下なら野球(というか阪神ですが)に興味がある人を惹きつけるには十分すぎるキャッチコピーでしょう。場合によっては真っ先にアクセスされるかもしれません。

ジャンルを絞ったBlogというのは、それだけで「セールスポイント」が生まれます。紹介する・紹介されるときに明確なポイントができますし、少なくとも最初にアクセスさせる動機を作るのに大きな効果があります。もちろんジャンルを絞っても中身がダメでは話になりませんから、当然コンテンツを充実させる必要がありますが。

それでも強い雑記ブログ

特化ブログの弱点

これまでに雑記Blog、日記Blogの弱点ばかり挙げてきましたが、それではこれらにはメリットがないのでしょうか?いえ、そんなことはありません。意図的に避けて話を進めてきましたが、非常に大きなメリットがあります。

それは「ネタ切れしにくい」ことです。イントロダクションで書いた「Blogのジレンマ」もこのことなのです。

ジャンルを絞ったBlogというのは、当然それ以外のことは書けません。少なくとも内容が薄まってしまうほど違うネタを書くことは不可能になります。ネタが切れたからって関係ない話を延々と続けていけば、「名ばかり特化Blog」になってしまいます。それでは絞った意味がありません。

しかしそうなってしまうと、自然とネタ切れのリスクが大きくなっていきます。Blogに選んだネタが非常に好きで、常に新しいエントリを書いていければいいのですが、実際にそれが上手くいくかは何ともいえません。興味の程度にもよるでしょう。

書けなければ始まらない

また、興味のある分野が分かれているからといって、その数だけBlogを作ってしまうのも微妙です。先ほどの例の「経済・野球・釣り・アニメ・競馬」のBlogをすべて個別に作ったとしましょう。多分、それらのBlogは管理する数が増えるだけで、個別エントリの数は非常に少なくなります。

更新頻度も当然低くなるでしょうし、エントリの数が少ないため検索エンジンからの評価も低くなります。相互にリンクできるという利点もありますが、残念なことに検索エンジンはまったく違うジャンルからのリンクはあまり評価しません。Blogにおけるエントリ(ページ)の数はそのままBlogの価値ともいえますから、小分けにするデメリットは予想以上に大きくなります。

その点雑記Blog、日記Blogは強いといえます。自分が興味のあるネタをすべて書けますから、ネタ切れの可能性はぐっと低くなります。日記Blogなら日常を書いているのですから、より楽になるでしょう。雑記Blogだとしても、ページが少なすぎる特化Blogよりはずっと評価されるのではないでしょうか。

そもそもの問題として、その雑記・日記Blogですら「ネタがない」とやめてしまう人も多くいます。本当にネタを絞って、ある程度の期間書き続けることができるのでしょうか?Blogを始めるきっかけというのは、元々「自分で何かを発信したい」ということのはずです。いくらネタを絞ってみても、書けなくなっては話になりません。

ブログのジレンマ・ブロガーのジレンマ

需要と供給がすれ違うとき

結局のところ、ジャンルを絞ることはアクセスアップの手段ではありますが、同時に足かせにもなります。特化Blogだけ持っていると、「書きたいことが書けない」という事態もあり得るかもしれません。発信できる情報すべてに価値を見いだしてくれる人ばかりならいいですが、前出のとおりそんなのは有名人・芸能人でも無い限り不可能でしょう。

これは「需要」と「供給」の話です。需要は読者が求める情報、供給は出力されるエントリや日記です。両方がマッチすれば何の問題も無いのですが、実際にはあまり上手くいっていないようです。

「供給」が優先するBlogは書きたいことが書けますが、「需要」がなければ6hotの不人気Blogになってしまいます。「アクセス数が増えない」「誰にも読まれていない」とBlogをやめる人は珍しくありません。「読まれたいのに読まれない」という状態が発生したとき、ほぼ間違いなく書き手(ブロガー)のモチベーションに影響するでしょう。

「需要」が優先するBlogは人気を集めることができ、多くのアクセスを得ることができます。しかし、それが「Blogを続ける楽しみ」に繋がるかは別の問題です。そもそもネタが切れて続けられなくなるかもしれません。

それに楽しくなければ単なる作業や義務感になってしまいますし、本来の「自分の書きたいことを書く」ことができなければ本末転倒ではないでしょうか?書きたくもないことをアクセスを得るために書く、という事態はあまり健康的ではないように思えます。

ブログを書くのは何のため?

Webに公開している以上、大概の人は「ある程度の人たちに読まれたい」と思っているはずです。どの辺りで満足するかにもよるでしょうが、残念なことに人を集めるのはそう容易なことではありません。

1日あたりのアクセス数が50件以下のブログは、最多層の「10~50程度」を含め全体の75%という計算になる。一方で同レポートでは別分析(後ほど別途紹介予定)で、「500アクセス/日」を一つの区切りとして分類しているが、その区切りに当てはまる「500アクセス以上/日」のブログの割合は全体の 2.3%でしかない。

1日500アクセス以上のブログは全ブログの●%:Garbagenews.com

「需要」と「供給」がかみ合わなかったとき、ブロガーはどちらを選ぶのでしょうか?

多分、それはその人の目的によって行動が変わるのだと思います。発信することが目的ならば「供給」を、多くの人に読まれたいなら「需要」を重視するのではないでしょうか。もちろん単純な二分法はできませんから、どちらを強めに意識するのかという程度の問題です。

私の場合はここではジャンルとネタを絞って、サブBlogの方で好き勝手なネタを書いています。サブBlogの日々のアクセス数は6hotに毛が生えた程度ですが、書きたいことを気軽に書けるので重宝しています。

私の真似をしろという気は毛頭ありませんが、メインとサブの使い分けというのも結構楽しいものですよ。「ネタ切れ」については解決されませんが、「書きたいことを書く」という点では解決されますしね。