移動性やサイズの問題から自宅でもデスクトップではなく、ノートPCを(あるいはサブとして)普通に使っているという人はかなり多いと思うのですが、そのような使い方でもやっぱり気になるのはバッテリーの寿命。「たまにバッテリーで駆動させようと思ったら、ほとんど持たない」「コンセントから給電しっぱなしだったのに、猛烈にバッテリーが劣化してる」という現象は多くの人が体験しているはず。「ほとんどバッテリーを使ってないはずなのに、もう寿命?」と疑問に思うことも多いのでは。
リチウムイオンバッテリーは消耗品なので、普通に「利用→充電」を繰り返すことによって徐々に劣化していきます。(例として一番わかりやすいのは携帯電話のバッテリー。)が、その「通常のサイクル」以外にも(場合によっては急激に)劣化する原因があり、それは主に下の三つだといわれています。
参考
まずノートPCは使っていれば自然に熱を持つので、本体の冷却性能にもよりますが(バッテリーを接続して使う限りは)発熱自体は避けることができません。これについては仕方ないでしょう。
しかし問題なのは、普通のノートPCはバッテリーでの駆動時間を延ばすため、電源プラグをコンセントに差していれば勝手に100%まで充電されることです。自宅で使用する「電源プラグを差しっぱなし」という運用方法が、自動的に「バッテリー残量100%近くで充放電を繰り返す」あるいは「満充電に近い状態で保管される」という状態を招き、ほとんど使っていないバッテリーをどんどん劣化させて寿命を縮めていくわけです。つまり「家で普通に使い続けること」自体が「リチウムイオンバッテリーにとってかなり劣悪な使用環境」になってしまうわけです。
熱と通常使用による劣化を防ぐために「バッテリー自体をPCから外しておく」という手もありますが、もしフル充電したまま保管しているなら、装着したままと同様で環境は良くなりません。(もちろん充電しないまま外しておくと過放電になるので、保管しておくときは50%程度充電しておくのが丁度いいとのこと。)それにせっかくノートPCなのに「電源プラグを抜いてしまうと完全に電源が切れてしまう」では、それはそれで不便です。
上でリンクしたLenovoのように、一部のメーカのノートPCは充電量まで調節できるユーティリティを持っているので、それを使えばフル充電のままでの運用を防ぐことができます。しかし、その手のユーティリティが付いていないノートPCも多数存在します。
というところで本題。今回の「Smart Battery」は、そのような「充電管理ユーティリティ」が標準で用意されていないノートPCでも使うことができる「バッテリー管理フリーソフト」です。これを使えば、「フル充電のままノートPCを使い続けて、ほとんど使っていないバッテリーが死んでしまう」という状態を防ぐことができます。
関連
「Smart Battery」はバッテリーの最大充電率をユーザの手で変更できるフリーソフトです。Windows VistaのSP1からはMicrosoft Updateからダウンロードできるようですが、XP環境にもソフト側で公式に対応しています。(自分で試したテスト環境もXP。)
導入方法はダウンロードしたファイルを解凍して、インストールするだけです。起動すると以下のような画面が表示されます。設定画面はこれだけで、細かく設定するような場所はありません。
「Q Button Notification」はシステムトレイにアイコンを常時表示させるかどうかだけの設定なので、ご自由にどうぞ。「Mode Option」がキモの設定部分で、各設定は(チップヘルプに表示されますが)以下のようになっています。
デフォルト状態は「Battery Full Charging」なので、「Balanced」か「Extended Battery Life Cycle」に変更する必要があります。どちらにするかは好みによりますが、「基本的にバッテリ駆動ではほとんど使わない」なら50%までの充電でも十分でしょう。前述のとおりリチウムイオンバッテリーは充電容量を50%前後の状態にして保管 *
が望ましいらしいので。
最初は勘違いしたのですが、このソフトは(少なくとも自分が試した環境では)「選択した設定値で自動的に充電が止まる」というものではありません。「充電が設定値に達した瞬間に、充電の値が100%に切り替わる」という挙動をします。要するにやってることは「充電の限界値をマシンやOSからごまかす(偽装する)」ということなのでしょう。
設定値に達して100%充電に偽装されたバッテリーは、BIOSとOS(Windows)の両方から完全に100%に充電されたバッテリーのように表示されます。もちろんBIOSレベルでフル充電されていることになっているので、電源を切ってACアダプタを差し直しても充電はされず、バッテリー内部では設定値の75%か50%の充電量が保たれます。確かに「電源ONでOSが起動しているときは充電されないが、電源を切るとフル充電される」では意味がないので、挙動としては理にかなっていると思います。
(初回の設定時を含めて)100%充電の設定からBalancedなどに変えたい、あるいは外で使いたいのでバッテリーを100%充電したい、などの充電の設定値を変えたい時は、作業に一手間必要になります。設定を変更しても即座にバッテリーやシステムには反映されません。
まずSmart Batteryの設定を変更したい値に変えて、その後バッテリー駆動のまま使ったり放置したりしてバッテリーの残量を減らしてください。例えば充電量を50%に制限している場合は、表示は100%でもバッテリー自体は50%までしか充電されていないので、あっという間にバッテリー残量が減っていくはずです。(設定によるものの基本的にノートPCはバッテリー残量が少なくなると自動的に休止かスタンバイモードに移行するはずなので、電源プラグを抜いて放置しておくだけでもOKのはず。)頃合いを見計らって電源プラグを差し直せば、自動的に充電モードに移行して「Battery Full Charging」ならバッテリーの限界まで充電され、「Balanced」なら充電量が75%になった瞬間に100%に切り替わって充電が終わります。
テスト環境では関係ありませんでしたが、使用PC環境(ハードやソフト)によっては設定を変えたあとにPCを再起動した方がいいかもしれません。
古すぎるノートPCでは動作しない可能性があります。2004年製のDELLのXPマシンにインストールしてテストしたところ、最初は「Battery Full Charging」から設定値を変えても充電は止まらず、Smart Batteryは機能しませんでした。この時は念のためBIOSを最新版にアップデートしてみましたが、そこで始めて動作しました。
あくまで自己責任になりますが、メーカ側で新しいBIOSが用意されている場合、それに更新すれば同様に動くようになるかもしれません。
覚えておくと便利そうなのでメモ。
「location.hostname」で取得可能。
<script type="text/javascript">
<!--
document.write(location.hostname);
// -->
</script>
「.split('/')[2]」でホスト名を分割可能。
<script type="text/javascript">
<!--
document.write(location.href.split('/')[2] + '<br />');
document.write('http://www.yahoo.co.jp/'.split('/')[2]);
// -->
</script>
自分が運営しているブログでは(両方のフィードを配信できない場合は)全文RSSフィードから部分RSSフィードを以前紹介したYahoo! Pipesで作ってFeedburner経由で配信していたんだけど、11月の上旬ぐらいから更新されない状態が続いていた。最初は単にどっちかのサーバの調子が悪いだけだと考えていたら、どうやらそうではなくてFeedburnerが「An error occurred connecting to the URL: Error getting URL: 999 - Unknown」というエラーをはいて、Yahoo! Pipesのフィードを読み込めなくなっていたようだ。
海外だとGoogleのサポートフォーラムやYahoo! Piepesのブログのコメント欄で、結構やりとりが紛糾している。
一番下の「Pipes Suggestion Board」のYahoo! Pipesの中の人(担当者)のPostだけつまみ読みすると、どうやら以下のような話らしい。
「Yahoo! PipesはFeedburnerのIPアドレスをちゃんとホワイトリストに入れていたが、Googleの都合か何かでそのIPアドレスが変更された。Googleに問い合わせたら変更したIPアドレスのリストを送ってきたが、それは500,000 IPにも渡る。現在はFeedburnerのIPアドレスをホワイトリスト化する作業中。」
トラブルが起こって10日以上経った今でもまだ直っていないので、とりあえず修正されるまでYahoo! Piepesを使うのはやめて、オリジナルフィードを「キャッチコピー」機能で部分配信化してしのぐことにした。(Feedburnerには標準で「キャッチコピー」という文字数制限機能があって、それを使えば簡単に擬似的な部分配信RSSに変換することができる。が、実はあまり安定しておらず、断続的に元の全文配信に戻ってしまうことがよくあったので、自作Yahoo! Pipesによる変換機能を使っていた。)
「読み込ませるフィードが変わってもフィードURLが変わらない」(のでブログを移転したりする場合でも「登録アドレスの変更」を頼む必要がない)のはFeedburnerのメリットのひとつだが、これは元々Feedburnerを使っていなければ関係ないトラブル。つまり今回の件は、単に「トラブルをメリットで打ち消しただけ」のプラスマイナスゼロのような話かもしれない。
自分用に外部リンクのFaviconを表示できるサービスを探す必要があったので、発見できたもので2009年11月現在でも使えるAPIサービス・JavaScript・プラグインを一通りピックアップ。通常のリンク先以外にも、コメントやトラックバック欄に表示したりと色々と使い道が多いはず。
日本のサービス。FaviconをPNGに変換した画像を呼び出すことができる。呼び出しURLの一部を変更することによって、「faviconを取得できなかったときのデフォルト画像」をファイルマーク、矢印、透明画像などから選べるのが特徴。
http://favicon.qfor.info/f/[URL]
[URL]部分に取得したいリンク先のURLを入れる。
例
http://favicon.qfor.info/f/http://www.google.co.jp/
レスポンスはそこそこで比較的バランスが取れたサービスだと思うが、呼び出し精度の低さをどう見るかで評価がかなり変わるかもしれない。ただ(後述するサービスと比べて)「サービスとして公式に提供している」というのは大きいように思える。
海外のサービス。日本語のヘルプなどは標準では一切用意されていない。Faviconの取得APIはいちおう用意されているが、メインはFaviconを画像に変換して保存するためのサービスようだ。
http://www.getfavicon.org/?url=[URL]/[Name].[Resolution].[Extension]
例
http://www.getfavicon.org/?url=http://www.hatena.ne.jp/.hatenafavicon.24.png
![]()
「とにかく重い」の一言に尽きてしまう。取得精度や選択フォーマットの高さはかなりものだが、レスポンスの悪さから常用するのは難しいように思える。あくまで「Faviconの変換サービス」と見た方が正しいのだろう。
はてなの非公式サービス。PNGに変換されたFaviconが取得できる。機能が同一でドメインだけが違うhttp://favicon.st-hatena.com/が存在していて、最近のはてなのサービスがFaviconを呼び出す場合はこちらが使われている模様。
http://favicon.hatena.ne.jp/?url=[URL]
もしくは
http://favicon.st-hatena.com/?url=[URL]
の[URL]部分に取得したいリンク先のURLを入れる。URLは(JavaScriptのencodeURIcomponentなどで)エスケープしてもしなくてもどちらでも良い。
例
http://favicon.hatena.ne.jp/?url=http://www.amazon.co.jp/
Faviconの取得精度、全体的なレスポンスと共に高いレベルでまとまった「なかなか使えるサービス」という印象。しかし、いかんせん「非公式サービス」という位置づけのため、「ある日突然外部から取得できなくなる」という可能性があり「使用は自己責任で」としか言えないのが残念。
いわずと知れたGoogleのFavicon取得APIだが、正式名称不明。サービス自体も非公式のものだが、元はGoogle Profileで使っていたものらしい。取得先の設定はURLではなく、ドメインになる点は注意。
http://www.google.com/s2/favicons?domain=[domain name]
[domain name]部分に取得したいリンク先のドメイン名を入れる。
例
http://www.google.com/s2/favicons?domain=www.nintendo.co.jp
とにかく軽くてレスポンスが良い、という点に尽きるのでは。Googleのサービスだけあるので、個人レベルで使う程度の負荷なら何の問題もなくさばけるのではないかと思う。ただ取得精度がいまいちなのと、ドメインレベルでしか呼び出せないのがデメリット。
Webサービスではなく、自前サーバで動かすツールやJavaScriptを使って表示するタイプのもの。詳細はリンク先を参照のこと。
ほとんど需要はないと思うんだけれども、使いたい人もいるかもしれないので自作の「RSSフィードを全文配信から部分配信に変換するPipes」を公開してみます。(最初はすでに公開済みのものがあるかと思って探したものの、見つからなかった。)動作チェック済みというか、自分で今現在使っているので動作的には問題ないかと。
全文配信のRSSフィードから、部分配信のRSSフィードを作るYahoo! Pipesです。一般的に需要がある部分配信のRSSフィードを全文配信に変換するものではなく、完全に逆の動作である点に要注意。
内部的には「フィードに存在する概要(description)を本文(content)に上書きしたあと、再度概要に戻して本文を消す」という挙動になっているので、「RSSフィードに最初から概要が存在しない(本文しかない)」という場合は動作しません。(概要が存在しないフィードが一般的に多いのかどうかはよくわからない。)
仕様用途としては、「全文か部分かのどちらかのフィードしか出力できないサービスの場合に、設定を全文配信にしつつ部分配信のフィードも提供したい」というときなどに使えるかと。
リンク先へ移動し、「urlinput1」に変換したい全文RSSフィードのURLを入れてフォームのボタンを押せばすぐに変換開始。「Get as RSS」が変換済みRSSフィードへのリンクになってます。
Yahoo!PipesでRSSフィードを変換すると時間がずれるのは有名なので、最初から時間を修正するようになってます。ただ逆に、Seesaa Blogのようにずれないのもあるので、その場合は下の方を使用してください。こっちは時間の修正処理をしてないタイプなので。
基本的に変換前のフィードより更新レスポンスが落ちるのが欠点。それとフィードのURLも長くなるので、(更に何かに読み込ませる場合に)URLの文字数制限に引っかかる可能性がある点に注意した方がいいかもしれない。